40代の転職って難しい
これまで6社ほど転職してきた私にとって、転職という選択肢は身近にある
転職を考えるきっかけはおおよそ同じで「この会社に居て50歳になった時が想像できる」という点だ
「想像できる」ということは、先が見えることで安心感がある一方で、「この会社ではこのポジションだな」と見えた際に楽しみではなくなってしまう
そのポジションが嫌というよりは、まだ自分の知識や経験の容量を増やしたい、という欲望に駆られてしまう
何故そのように感じるのか
仮説として「20代および30代前半に急激な成長環境にいたこと」が影響しているのではないかと考えている
これまでと全く異なる業界の会社立ち上げを経験したことが、自分にとって一番飛躍した時期だった
それはあまりにも幼い私が経験するには刺激的で麻薬すぎた
どれだけ働いても辛いことはなく、知らないことを知ることでドーパミンがドバドバあふれていた
自分の容量が日々増えていくのを感じた
その増えた容量により30代後半の転職先ではちやほやされたのだが、40になった時にその容量の底が見え始めた
容量が増えず、ただ削り出している感覚
正確には新たなポジションや新たな経験はあるので全く増えていないことはないが、増加より削り出す量の方が圧倒的に多い
とはいえ「40代で未経験な人材を成長させよう」なんて考える企業はない
即戦力を求める転職市場では「これまでの経験」を自社に活かせる人が必要となる
特に年齢が上になればなるほど
自分は成長したい
でも世間はこれまでの知識・経験を求める
ここが40代転職のギャップか
「安定 vs 成長」を選べるのは30代までだったんだな、と感じる
40代で成長するためにやるべきこと(知見の活用と新たな成長の比率など)を整理するのが40代なのかもしれない
誰だよ
40にして惑わず、とか言ったの
むしろ一番困惑してるわ